日本の人間教育の欠点

2010-12-14

頭で「たばこは体に悪い」「いじめはいけない」とわかっていたところで、体が思いどおり反応するとは限らないし、むしろそうでない場合のほうがはるかに多いのである。第一、言って聞かせるだけで、生徒が自分をコントロールできるようになるのなら、こんな楽なことはないし、教育病理がこれほど燃え盛ることもなかったにちがいない。だとしたら、これからの人間教育は、デカルト主義を超えて人間を心身の統一体として捉え、心身の相互作用によるセルフコントロールの技法の習得に基本を置くべきである。今までの日本の人間教育の欠点は、「思いやりの心」とか何とか美しいかけ声ばかりで、自分の欲望、とりわけタナトスをいかにコントロールするか、という最も肝心なことに少しも注意を払わなかった。というより、なす術を知らなかった、といったほうが正確であろう。

(参考)
http://www.siriai.com/menu2/ylhrxg13217.html


http://www.alexsuniverse.com/menu2/bwjnrn13216.html


http://www.2nd-opinions.net/menu2/bjuxkx13215.html