東京の郊外。E氏宅を訪問したときの話である。「あっそうそう、うちね、そこの畑から野菜持ってこれんの」近郊には、よくこういうやからがいる。得意の家庭菜園か……。しかし、連れられていった家の前の畑はかなり本格的である。ニンジン、シャガイモ、サヤエンドウ、ダイコン、キャベツ、トウモロコシ、なんでもあるでぱないか。こいつは、ベジタリアンになってしまったんだろうか?「あっ、これね、大家さんの畑。好きなときに好きなだけ持っていっていいって言われてんの」千葉の郊外に住むB子さんからもこんな情報が。「家の近所の農家の玄関先にときどき立て札が掛かっているんですよ。。どうぞ御自由に。何かと思って入っていったら、ネギの収穫時期だから勝手に抜いてけって。束京に行商に行こうかな」なんとE氏は、引っ越してここ半年、野菜の類いはほとんど買ったことがないという。たかが野菜ない先住者とコンタクトを取るのはなかなか難しい。不動産屋立ち会いの下見なら、再皮、個人的に訪問するか、この際、休日の昼間などに訪ねていって正直に事を話す。強引だが、これっきゃない。けっこうハードだが、一度お友達感覚になると、あれこれと余計なことまで漏らしてくれることもあり、「住んでみてビックリ体験」を、事前にバーチャルリアリティーできるってもんだ。引っ越しサービスの詳細はこちら >>。「最初は、変な顔されたんですけれど、前によく調べないで借りたアパートでトラブッだ話をしたら、少しずつ教えてくれましたよ。浄化槽の掃除を年に1回しかやらないから、実は水にサビが出ているとか。ゴミはちゃんと分けないとおいてきぼりをくうとか。ネコはだまって飼っている家が多いとか。実は、上の階には害のない女装趣味のオジさんがいるとか。ここは風水で見ると方角が悪いなんてね。1時間ぐらい話し込んじゃった」(ミユキさん・21歳・学生)特に、ネコの話が決め手になって、ミユキさんはその渋谷の1Kマンションにチャッピー(猫の名)を連れて引っ越した。先住者がいるときの下兄は、遠慮、カッコつけは禁物だ。へたに先住者に気を遣っていると、空室の下見以下の成果しか上げられないうえに、みすみす契約に運ばれてしまったりするもんだ。だから、憎まれないようにあくまでズーズーしくまるで、自分の部屋のごとく、先住者のベッドに寝っ転がって天井の高さなんか確認するくらいの根性でのぞんでほしい。ガンバレ!