どのような社会をつくりたいのかを意識することが大事

2011-12-31

「現在の日本には閉塞感が漂っている」というような言い方がある。経済の不安定化、財政危機の拡大、人口の減少と少子・高齢化……といった傾向か、将来の不確実さに対する意識をふくらましている。しかし、より重要なのは、私たちはどのような社会をつくりたいのか、が不明瞭になっている点である。不確実さについての意識が増大するのは、目の前の課題への対処に追われ、将来の社会像を構想する仕事が衰退しているためである。社会の気分がすぐれないのであれば、少し立ち止まり、自分たちはどうしたいのかを自分たちに尋ねてみる必要がある。

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住まいのあり方は「自然現象」として決まるのではない。持家社会から何処に向かうのかは、私たちはどのような社会に住みたいのか、という問いに対する回答にかかっている。