20年先を見越した幼児教育を考える

2011-08-25

3〜5歳といった知識欲の旺盛な時期に何かにチャレンジして知識を獲得しようと頑張った子と、そうでない子とでは、将来明らかに物事に取り組む姿勢が違ってくるものです。教室では人とのコミュニケーションの取り方とか、あいさつの仕方なども教えますが、それらは小学校に入った後も必ず役に立つことです。ですから小学校受験に限っていえば、あまり合格合格と考えないで、気に入った学校を、宝くじでも買うような気楽な気持ちで受験させてみる、それが合格の極意といったら大袈裟ですが、小学校受験とはそうしたものです。もちろんお子さんをお預かりしたからには、私どもも全力で取り組みますが、小学校受験は前述したように運や縁に左右されやすいのです。どんな宝くじも、買わないことには決して当たりません。受験票も親が手に入れてあげなければ、お子さんが小学校受験の切符を手にすることはできないのです。「長い人生のうちの1、2年間、ひとつの目標に向かって、親子でチャレンジする」それくらいのゆったりとした気持ちで受験に臨んでください。たとえ落ちてもその間の努力は、必ずそのお子さんのその後の人生を豊かにしてくれるはずです。志望校に合格しましたという喜びの声もうれしいのですが、それよりも、20年後に、おかげさまで……と声をかけていただいたほうがうれしいというのが本音です。20年先を見据えた教育、それが幼児教育のあり方だと考えています。