外での食事でさらに不足しがちなのが、ビタミン類だ。食事は糖質(炭水化物)や脂質(脂肪)、たんぱく質などのエネルギー源だけをとっていればいいというものではない。糖質やたんぱく質は、ビタミン、ミネラルの助けがあってこそ体内で有効利用される。たとえば、いくら糖質を多くとったところで、ビタミンBが不足するとエネルギー源として利用することができない。日本人には電車内で居眠りする人が多いが、これはビタミンDの不足が関係しているともいわれている。いってみれば、ビタミン不足で、脳が勝手に休んでしまっているのだ。そんなことで、受験生にとってだいじな脳がうまく働いてくれないのではたいへんだ。またビタミンAは、呼吸器系疾患の回復を早める働きがある。風邪を引いたときにいいだろう。カボチャやほうれん草、ニンジンなどの色の濃い緑黄色野菜を多めにとろう。ビタミンではないが、記憶力を向上させ集中力を高めるには、DHA(ドコサヘキサエン酸)がいいとされている。視力を守り、学習効果を高める働きがあるという。これは、サケやサバ、サンマ、イワシなどの青魚に多く含まれている。大学受験では、このように食事のことまで考えなければいけないのだ。